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『相棒』勢い止まらず40億突破
関連ドラマ放送でさらに拍車、テレビ局同士の競争も激化!?

2008/06/16
『相棒-劇場版-』
『相棒-劇場版-』
 ファースト・ラン終了後も好調に推移している『相棒-劇場版-』が13日、ついに興収40億円を超えた。さらに週末の14、15日を加えた時点では、動員339万2000人、興収40億7000万円に達した。

 昨年12月以降に公開された作品で、40億円を超えたのは『アイ・アム・レジェンド』(興収43億円)に次いで2本目。邦画としてはもちろん初めてで、最終的には邦洋合わせたトップに立つ可能性も十分ある。

『相棒』は、14日にオンエアされた「相棒3 いま明かされる7年目の真実!」が、16.9%の高視聴率(ビデオリサーチ調べ)。このドラマは、2001年に放送された「相棒3」に、7年後の水谷豊寺脇康文ら登場人物をインタビューする形式で、新たな視点を加えたもの。旧作をそのまま流すのではなく、ひと工夫加えた新機軸で、もちろん番組の合間には映画版の宣伝も頻繁に行われた。これは、ロングランへ向けたテレビ局側の映画宣伝の一環であり、さらにドラマ自体の視聴率アップを狙う手法でもあった。

 このような映画版の公開前後に、オリジナルとなるテレビドラマを多角的に放映する戦略は、映画版の興行成績を伸ばしていく上で重要な役割を担う。フジテレビが得意なパターンで、『ザ・マジックアワー』でも、「古畑任三郎」の再放送やそれに付随した新作ドラマがこの2週間ほどでオンエアされた。

 今回の『相棒』がらみのドラマ放映は、テレビ朝日がフジテレビのお株を奪った格好。テレビ局の邦画製作が増えるにつれ、テレビ局同士のバトルも加熱しており、それは映画関連のドラマ自体の視聴率競争にまで波及してきた。こうした傾向は、ますます強くなっていくとみられる。

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