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俳優の力? 『最高の人生の見つけ方』がトップ

2008/01/15
ジャック・ニコルソン
ジャック・ニコルソン
 日曜日に予定されていたゴールデングローブ賞のレッドカーペットはなくなったが、スター・パワーは米興行成績(BOX OFFICE)で健在だった。ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンというベテランふたりが組んだ新作『最高の人生の見つけ方』が、週末興行成績でトップを飾った。

 米ワーナー・ブラザース作品の『最高の人生の見つけ方』は、約1950万ドルでトップに。死期を迎えたふたりの老人が、“死ぬ前にしたいこと”リストを叶えていくロード・ムービーだ。僅差で2位に入ったのは、米ソニー・ピクチャーズ/スクリーン・ジェムの“First Sunday”(1900万ドル)。フォックス・サーチライトの大ヒットコメディ『
JUNO/ジュノ
』は、1400万ドルを記録して3位にランク・イン。サーチライトにとって、『サイドウェイ』を抜いて社内最高額を記録した作品となった。

 『最高の人生の見つけ方』は、監督のロブ・ライナーにとっても、過去最高の成績を出す作品となった。それまでのライナー監督の自己最高記録は、『ア・フュー・グッドメン』で、1992年の公開週で1550万ドルだった。

 ワーナーの配給部ドン・フェルマン部長は、作品が重いテーマを扱っているにも関わらず、ふたりの名優が命を吹き込んでくれたと話す。出口調査では、観客の95%が作品を“とても良い”又は“最高”と評価している。観客の58%が女性客であり、70%以上が35歳以上だった。

モーガン・フリーマン
モーガン・フリーマン
 フェルマン部長は、ニューヨークとロサンゼルス、トロントの計16カ所で、全国公開される2週間前から限定公開をしていたことが、今回の結果につながったと言う。クリスマス当日、『最高の人生の見つけ方』は1館につき1万ドルの平均興行収入を得た。この限定公開だけでも、2100万ドルの興収をあげている。

 2位につけた“First Sunday”は、アイス・キューブとトレイシー・モーガンを主役にしたアーバン・コメディ。ソニーの配給部門ロリー・ブリュアー部長は、都会層にウケたとコメント。1館で平均8586ドルを稼ぎ出している。出口調査の結果では、63%の観客が18歳から39歳の間で、女性の割合は54%だった。

 一方、『JUNO/ジュノ』は、累計を7120万ドルにまで上げ、昨年のヒット作『リトル・ミス・サンシャイン』を超えた。1億円を突破するのも時間の問題とみられる。

 そのほか、トップ10に残ったのは、『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』、“Alvin and the Chipmunks”など。両作とも2億ドルを目前にしており、この週末『ナショナル~』は1150万ドルを記録、“Alvin~”は910万ドルを記録した。

 絶好調のワーナーは、上位8作品中に、『最高の人生の見つけ方』、『アイ・アム・レジェンド』、“P.S. I Love You”、“One Missed Call”の自社作品4本をランク・インさせた。

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