
『WALL・E/ウォーリー』
6月30日で今年の上半期が終了。来年のアカデミー賞の候補作品の半数がすでに劇場公開されたことになるが、1月から6月に全米で公開された作品を見渡しても、視覚効果賞や音響編集賞といった技術部門ならともかく、作品賞や脚本賞、俳優賞といった重要なカテゴリーに食い込む可能性のある作品はおそろしいほど少ない。
現時点でオスカー候補との評価が高いのは、ディズニー=ピクサーの大ヒット映画『WALL・E/ウォーリー』の作品賞と、『ダークナイト』のヒース・レジャーの助演男優賞ノミネートだが、果たしてこの勢いが年末まで維持できるかどうかは未知数だ。
映画祭で上映された作品に目を向けると、カンヌ映画祭ではクリント・イーストウッド監督の“Changeling”とウディ・アレン監督の“Vicky Cristina Barcelona”、Ari Folman監督の“Waltz With Bashir”、ベルリン国際映画祭ではマイク・リー監督の“Happy-Go-Lucky”、サンダンス映画祭からはコートニー・ハント監督の“Frozen River”あたりが注目作品といえそうだ。
現時点でオスカー候補との評価が高いのは、ディズニー=ピクサーの大ヒット映画『WALL・E/ウォーリー』の作品賞と、『ダークナイト』のヒース・レジャーの助演男優賞ノミネートだが、果たしてこの勢いが年末まで維持できるかどうかは未知数だ。
映画祭で上映された作品に目を向けると、カンヌ映画祭ではクリント・イーストウッド監督の“Changeling”とウディ・アレン監督の“Vicky Cristina Barcelona”、Ari Folman監督の“Waltz With Bashir”、ベルリン国際映画祭ではマイク・リー監督の“Happy-Go-Lucky”、サンダンス映画祭からはコートニー・ハント監督の“Frozen River”あたりが注目作品といえそうだ。

“Changeling”
各スタジオは、アカデミー賞向け作品の公開を秋から冬に設定しているため、現時点でオスカーの行方を予想するのは時期尚早といえるかもしれない。
ただし、今後の公開スケジュールを見るといくつか注目すべきポイントが見えてくる。
・イーストウッド VS イーストウッド
イーストウッド監督は11月に“Changeling”(アンジェリーナ・ジョリー主演)、12月に“Gran Torino”(イーストウッド主演)の全米公開を控えている。果たして、より高い評価を得るのはどちらの作品だろうか?
・ ベルンハルト・シュリンクのベストセラー小説「朗読者」の映画化“The Reader”の年内公開はあるのか?
“The Reader”(ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ主演)の全米公開日は未定だ。同作をプロデュースしたスコット・ルーディン(『ノーカントリー』)は、12月に“Doubt”(メリル・ストリープ、フィリップ・シーモア・ホフマン主演)と“Revolutionary Road”(レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット出演、サム・メンデス監督)の公開を控えている。“The Reader”を12月に投入することはあるのだろうか?
・どの配給会社がスティーヴン・ソダーバーグ監督の“Che”を獲得するのか?
カンヌでお披露目されたチェ・ゲバラの伝記映画 “Che”は、上映時間が4時間以上もあるため、いまだにセールスが成立していない。どこが配給権を獲得するのか、全米配給される場合は、どのように公開されるのか注目である。
小規模なインディペンデント系映画ばかりがノミネートされた今年と異なり、第81回となる来年のアカデミー賞は、メジャースタジオの力作がひしめく「アカデミー賞らしい」祭典になるものと期待されている。今後の展開に注目したい。
ただし、今後の公開スケジュールを見るといくつか注目すべきポイントが見えてくる。
・イーストウッド VS イーストウッド
イーストウッド監督は11月に“Changeling”(アンジェリーナ・ジョリー主演)、12月に“Gran Torino”(イーストウッド主演)の全米公開を控えている。果たして、より高い評価を得るのはどちらの作品だろうか?
・ ベルンハルト・シュリンクのベストセラー小説「朗読者」の映画化“The Reader”の年内公開はあるのか?
“The Reader”(ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ主演)の全米公開日は未定だ。同作をプロデュースしたスコット・ルーディン(『ノーカントリー』)は、12月に“Doubt”(メリル・ストリープ、フィリップ・シーモア・ホフマン主演)と“Revolutionary Road”(レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット出演、サム・メンデス監督)の公開を控えている。“The Reader”を12月に投入することはあるのだろうか?
・どの配給会社がスティーヴン・ソダーバーグ監督の“Che”を獲得するのか?
カンヌでお披露目されたチェ・ゲバラの伝記映画 “Che”は、上映時間が4時間以上もあるため、いまだにセールスが成立していない。どこが配給権を獲得するのか、全米配給される場合は、どのように公開されるのか注目である。
小規模なインディペンデント系映画ばかりがノミネートされた今年と異なり、第81回となる来年のアカデミー賞は、メジャースタジオの力作がひしめく「アカデミー賞らしい」祭典になるものと期待されている。今後の展開に注目したい。



























































