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デイモン、フリーマンで南アの差別と闘う
イーストウッド監督“Human Factor”に出演

2008/06/05
マット・デイモン
マット・デイモン
 マット・デイモンが、クリント・イーストウッド監督の米ワーナー・ブラザース作品“Human Factor”に出演する。90年代半ばに南アフリカで起きた実話をもとにした物語で、ネルソン・マンデラを演じるモーガン・フリーマンとの豪華共演になる。

 デイモンが演じるのは、ラグビー南ア代表チーム・スプリングボックスのキャプテン、フランソワ・ピナール。マンデラとともに同国のアパルトヘイト(人種隔離政策)に対し、白人と黒人が団結するきっかけをつくったスター選手だ。

 スプリングボックスは古くから知られた強豪チームだったが、アパルトヘイトのために長い間、国際試合への参加を禁止されていた。やがて同政策が廃止となり、27年間の獄中生活から解放され94年に大統領に選出されたマンデラは、95年のラグビーW杯自国開催に向けてスプリングボックスを支援する。当時の主将を務めていたピナールは、チームの成長を通じてマンデラとのきずなを深めていく。 

クリント・イーストウッド
クリント・イーストウッド
 南アではそれまでラグビーは“白人のスポーツ”と見なされており、大半の黒人にとってスプリングボックスは差別の象徴だった。しかしこの大会において激闘の末、ニュージーランド代表オールブラックスを破り優勝したことで、事態は大きく変革していく。

 ジョン・カーリンの著書“The Human Factor: Nelson Mandela and the Game that Changed the World”をアンソニー・ペッカムが脚色する。

 フリーマンと、彼の製作会社Revelationsのパートナー、ロリー・マックレアリーが、ロバート・ローレンスメイス・ニューフェルドと共同でプロデュースにあたる。

モーガン・フリーマン
モーガン・フリーマン
 フリーマンは、マンデラの承認を受けて盟友であるイーストウッドとワーナーに企画を持ちかけた。ワーナーはRevelationsとイーストウッドの製作会社マルパソの全作品を手がけている。

 撮影は南アフリカで来年の早い時期にスタートする予定だ。

 ちなみにデイモンは、ワシントン・ポスト紙の元バグダッド支局長ラジヴ・チャンドラセカランが執筆したノンフィクション“Imperial Life in Emerald City”を原作とした、タイトル未定のポール・グリーングラス監督作品の撮影を終え、現在はスティーヴン・ソダーバーグ監督のワーナー作品“The Informant” の撮影に入っている。その後休暇をとり、次の出演作が“Human Factor”になる予定だ。

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