
会見に臨む(左から)レベッカ・ホール、ウディ・アレン、ペネロペ・クルス
カンヌ映画祭の特別招待作品として上映された“Vicky Cristina Barcelona”のウディ・アレン監督と、主演女優のペネロペ・クルス、レベッカ・ホールがこのほど会見した。
夏のスペイン・バルセロナが舞台。バカンスにやって来たヴィッキー(ホール)とクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)が、カリスマ的な魅力のある画家ジュアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)と出会い、招待された彼の田舎で、元妻マリア・エレナ(クルス)を交えた奇妙なアヴァンチュールを体験するというストーリー。アレンらしい、ひねりの効いた笑えるコメディで、プレスの受けも上々。会見場は立ち見も出る盛況ぶりだった。
アレン作品初出演のクルスは、「とってもエキサイティング。この映画の一部になれて幸せ」と笑顔。「ハビエルは英語が自由に話せるけど、私はそれほど得意じゃない。特にウディの書いたセリフをしゃべらなくちゃならないのは、恐ろしくもあった。脚本を読んだときには大笑いしたんだけど、いざ準備に入ると、これは深いドラマだ、大変な役だととても緊張した。でも撮影のときにウディは、そんな困難さを忘れさせてくれた。毎朝、役についての質問をいっぱい抱えて会うと、そんなことを全部演じる必要はないんだよ、と言われてとても気が楽になった」と心酔している様子だ。相手役の同じスペイン人のバルデムについても、「これまで5本共演したけれど、一緒に仕事をしていて楽しい、最高の俳優」と絶賛した。
だが、バイセクシャルという役の設定のため、女性とのキスシーンの感想を聞かれ「その質問は朝から4度目」と閉口気味。「でも、まだいい答えがみつからない。自分の役を理解しようとはしたけど、彼女のようなライフスタイルをどう思うかと聞かれても、その答えを考える必要を感じない」と話すにとどめた。
バルデムが演じた女性たちにモテモテの画家は男のファンタジーなのでは? と問われたアレンは「女性は1人を相手にするだけでも十分ハード。現実にはこんな複雑な状況を乗り切れる男なんていない」と笑わせる。バルセロナで映画を撮ることになった経緯については、「これまで妻や子供たちとバルセロナで夏を過ごしたことがあったので、バルセロナのプロデューサーから映画を撮らないかと言われてすぐにOKした。イタリアの町も好きだが、バルセロナは世界の好きな町のひとつ。撮影も順調で、珍しく涼しい夏に恵まれ、カメラマンもすばらしかったし、これ以上ないコンディションだった」と説明した。
するとウズベキスタンの記者から「次回作をロシアか中央アジアで撮ってみては?」との質問。これには「実は何年間前にロシアへ行ったことがあって、レニングラードに着いてみたら、旅行代理店からホテルの予約が入ってないことがわかり、2時間後には路頭に迷うという、とんでもないめにあった。それに懲りて、2度とロシアには行ってない」と切り返した。
アレン作品としては久しぶりのロマンティック・コメディ。「観客にロマンティックなストーリーを楽しんでほしかったからだ。けれども、結局、レベッカもスカーレットもペネロペも誰も幸せになれず、最後にはいちまつの悲しさすら漂う。悲しさのアスペクトを観客に感じ取ってもらえたら」と独特の言い回しでPRに努めた。
夏のスペイン・バルセロナが舞台。バカンスにやって来たヴィッキー(ホール)とクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)が、カリスマ的な魅力のある画家ジュアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)と出会い、招待された彼の田舎で、元妻マリア・エレナ(クルス)を交えた奇妙なアヴァンチュールを体験するというストーリー。アレンらしい、ひねりの効いた笑えるコメディで、プレスの受けも上々。会見場は立ち見も出る盛況ぶりだった。
アレン作品初出演のクルスは、「とってもエキサイティング。この映画の一部になれて幸せ」と笑顔。「ハビエルは英語が自由に話せるけど、私はそれほど得意じゃない。特にウディの書いたセリフをしゃべらなくちゃならないのは、恐ろしくもあった。脚本を読んだときには大笑いしたんだけど、いざ準備に入ると、これは深いドラマだ、大変な役だととても緊張した。でも撮影のときにウディは、そんな困難さを忘れさせてくれた。毎朝、役についての質問をいっぱい抱えて会うと、そんなことを全部演じる必要はないんだよ、と言われてとても気が楽になった」と心酔している様子だ。相手役の同じスペイン人のバルデムについても、「これまで5本共演したけれど、一緒に仕事をしていて楽しい、最高の俳優」と絶賛した。
だが、バイセクシャルという役の設定のため、女性とのキスシーンの感想を聞かれ「その質問は朝から4度目」と閉口気味。「でも、まだいい答えがみつからない。自分の役を理解しようとはしたけど、彼女のようなライフスタイルをどう思うかと聞かれても、その答えを考える必要を感じない」と話すにとどめた。
バルデムが演じた女性たちにモテモテの画家は男のファンタジーなのでは? と問われたアレンは「女性は1人を相手にするだけでも十分ハード。現実にはこんな複雑な状況を乗り切れる男なんていない」と笑わせる。バルセロナで映画を撮ることになった経緯については、「これまで妻や子供たちとバルセロナで夏を過ごしたことがあったので、バルセロナのプロデューサーから映画を撮らないかと言われてすぐにOKした。イタリアの町も好きだが、バルセロナは世界の好きな町のひとつ。撮影も順調で、珍しく涼しい夏に恵まれ、カメラマンもすばらしかったし、これ以上ないコンディションだった」と説明した。
するとウズベキスタンの記者から「次回作をロシアか中央アジアで撮ってみては?」との質問。これには「実は何年間前にロシアへ行ったことがあって、レニングラードに着いてみたら、旅行代理店からホテルの予約が入ってないことがわかり、2時間後には路頭に迷うという、とんでもないめにあった。それに懲りて、2度とロシアには行ってない」と切り返した。
アレン作品としては久しぶりのロマンティック・コメディ。「観客にロマンティックなストーリーを楽しんでほしかったからだ。けれども、結局、レベッカもスカーレットもペネロペも誰も幸せになれず、最後にはいちまつの悲しさすら漂う。悲しさのアスペクトを観客に感じ取ってもらえたら」と独特の言い回しでPRに努めた。


























































