
『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』(C) 2007 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
トム・ハンクス主演の『チャーリー・ウイルソンズ・ウォー』が、17日から東京・有楽町の日劇1をメインに公開された。全国296スクリーンで17、18日の興行収入は、1億1189万円。これは、同じチェーンで昨年公開された『グッド・シェパード』(興収4億5000万円)の115%だが、決していい出足とはいえない。
日劇1系は、ゴールデンウィーク興行の『大いなる陰謀』(7~8億円)に続き、2作品連続で興収10億円を超えられない見通しとなる。 洋画の大作が、苦戦を続けている。特に日劇1系に大ヒットが減っており、洋画興行全体に暗い影を落としている。日劇1系は日本最大の集客力を誇る洋画チェーンとして知られ、このチェーンで公開される洋画は、まず大作であることが前提だ。当然、各配給会社は、いち押しの作品を送り込んでくるのだが、そうして編成された作品が苦戦を強いられるケースが増えている。他への悪影響は計り知れない。
一番の大きな理由は、米映画の大作が興行力を低下させていることだろう。これに、スターの人気の低迷を加えてもいい。要するに、夏や正月に公開される本当に一部の超大作を除き、“その他”のアクションやパニックもの、戦争もの、冒険活劇などに、日本の人々は大きな関心を抱かなくなったようにみえる。
いまだに世界の映画産業をけん引している米映画だが、そうそう成功作ばかりを送り出すことはできない。アクション偏重のいわゆる中途半端な作品もあり、こうした大作とは名ばかりの作品が続くと、目の肥えた日本の観客からはそっぽを向かれる。すでに中身の手の内が見えているような作品に、日本の観客は飽き飽きしてしまったのだ。
問題作的な娯楽大作も難しい。『大いなる陰謀』、『チャーリー~』などがこれにあたり、『硫黄島からの手紙』、『ワールド・トレード・センター』のようによほど感動的であるか、インパクトがなければ日本での大きな成果は期待できない。
もちろんこれは、日劇1系で公開される大作だけの問題ではない。特にチェーン系で100~200スクリーンの中規模公開作の苦戦が顕著だ。日本の映画興行の活性化のためにも、作品規模に見合った公開形態やターゲット層を絞った宣伝展開など、今後、各配給会社がいかなる戦略を打ち出してくるか注目だ。
日劇1系は、ゴールデンウィーク興行の『大いなる陰謀』(7~8億円)に続き、2作品連続で興収10億円を超えられない見通しとなる。 洋画の大作が、苦戦を続けている。特に日劇1系に大ヒットが減っており、洋画興行全体に暗い影を落としている。日劇1系は日本最大の集客力を誇る洋画チェーンとして知られ、このチェーンで公開される洋画は、まず大作であることが前提だ。当然、各配給会社は、いち押しの作品を送り込んでくるのだが、そうして編成された作品が苦戦を強いられるケースが増えている。他への悪影響は計り知れない。
一番の大きな理由は、米映画の大作が興行力を低下させていることだろう。これに、スターの人気の低迷を加えてもいい。要するに、夏や正月に公開される本当に一部の超大作を除き、“その他”のアクションやパニックもの、戦争もの、冒険活劇などに、日本の人々は大きな関心を抱かなくなったようにみえる。
いまだに世界の映画産業をけん引している米映画だが、そうそう成功作ばかりを送り出すことはできない。アクション偏重のいわゆる中途半端な作品もあり、こうした大作とは名ばかりの作品が続くと、目の肥えた日本の観客からはそっぽを向かれる。すでに中身の手の内が見えているような作品に、日本の観客は飽き飽きしてしまったのだ。
問題作的な娯楽大作も難しい。『大いなる陰謀』、『チャーリー~』などがこれにあたり、『硫黄島からの手紙』、『ワールド・トレード・センター』のようによほど感動的であるか、インパクトがなければ日本での大きな成果は期待できない。
もちろんこれは、日劇1系で公開される大作だけの問題ではない。特にチェーン系で100~200スクリーンの中規模公開作の苦戦が顕著だ。日本の映画興行の活性化のためにも、作品規模に見合った公開形態やターゲット層を絞った宣伝展開など、今後、各配給会社がいかなる戦略を打ち出してくるか注目だ。



























































