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『JUNO』100館規模での公開
オスカー候補作もマーケット縮小の流れ!?

2008/04/24
『JUNO/ジュノ』
『JUNO/ジュノ』
 6月14日から日本公開される話題作『JUNO/ジュノ』のスタート時の上映館が、全国で100館前後になることが分かった。同作は、今年のアカデミー賞で、作品賞や主演女優賞などにノミネートされ、脚本賞を受賞した。全米では限定公開でスタートしながら、興収1億ドルを超える大ヒットとなり、話題となっていた。

 今年のアカデミー賞で作品賞候補となった5作品は、日本公開において一つの特徴がはっきりと出ているのが興味深い。そのうち、最初の日本公開となった『ノーカントリー』から、最後の公開となる『JUNO』まで拡大公開の作品が1本もない。本当の限定公開から100館前後の作品まで、200、300館規模の作品が普通になっている最近の劇場マーケットからすると、かなり抑えた作品ばかりが並ぶ。

 ちなみに、作品ごとのスタート時の劇場数は『ノーカントリー』(41館)、『フィクサー』(100館)、『つぐない』(関東地区先行、10館)、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(4月26日公開、先行9館)、『JUNO』(100館前後)ということになる。

 米国でもそうだが、日本においてもアカデミー賞作品賞にノミネートされた作品クラスが、軒並み縮小劇場マーケットでの公開となっている。未公開の作品が2本あるため、全体の興行の総括は後日ということになるが、公開中の3作品で、5億円の興収を超える作品は、1本もない見通しだ。米映画の興行の在り方が大きく変わりつつあることを、如実に象徴するような現象だと言えよう。

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