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愛妻CHARAと共にハリウッド到着!
浅野忠信 授賞式直前インタビュー!!

2008/02/23
少し緊張気味の浅野忠信と、彼を気遣う余裕を見せる妻のCHARA
少し緊張気味の浅野忠信と、彼を気遣う余裕を見せる妻のCHARA
 ロサンジェルス2月22日(金)ビバリー・ウィルシャー・ホテル、スウィートルームでの記者会見。ハリウッドに到着したばかりの浅野忠信が、妻であるCHARAを伴ってアカデミー賞授賞式を2日後に控えた気持ちなどを語ってくれた。

Q. 実際にロスに着いて空港を出て、感想はどうですか?

浅野 「ああ、来たんだなと。はい」

Q. CHARAさんは今回、同行してどうですか?

CHARA 「まあ私の役割は、和ませ役かな、と」

Q. 和ませ役ということは、浅野さんは今日に至るまでかなりの緊張を?

CHARA 「緊張してたよね?」
浅野 「あ、そう?(笑)」
CHARA 「まわりがすごい期待をかけてるので……でもまあ、映画のお祭りですよね?」

 照れる浅野。しっかり者の妻といった振る舞いのCHARA。
絶妙のコンビネーションでインタビューが流れ出した。

電話もつながらない撮影現場で想った
家を守る妻への感謝

大勢詰めかけた報道陣に、長旅の疲れもみせず……(Click here!)
大勢詰めかけた報道陣に、長旅の疲れもみせず……(Click here!)
Q. 2日後にはレッドカーペットを歩かれるわけですが?

浅野 「いやあ、あんまりないですね、実感が。歩くだけなんで」

Q. 『モンゴル』の撮影はかなり苦労されたようですが?

浅野 「とにかく、日本人は僕を含めて4人ぐらいしかいない現場で、ロシアや中国の方が多い中、生活習慣の違いに驚きました」

 慣れない生活の中、憩いを求めて妻と話そうにも電話もあまり通じないような場所だったという。撮影が行われた場所は、モンゴルの中でもカザフスタンに近いエリアだった。

CHARA 「メールは来たんですけど、(写真を見て)え、ホントにここなの?って。野生の馬がいて、岩山とか、草原しかなくて……すごい所に行ってるなって、はい」

Q. そんな場所に長くいて、CHARAさんが心の支えになりましたか?

浅野 「僕が家にいない間、子供のこととか家のこととか、忙しい中やってくれてるんで、それはもう、ありがたいですよ」

 CHARAが笑顔で「へぇ~」と浅野を見つめる。
浅野が照れ笑いで見つめ返す。

お互いが“存在感”にひと目惚れ
ボドロフ監督との出会い

浅野に”一目惚れ”したセルゲイ・ボドロフ監督と映画のスタッフ達……(Click here!)
浅野に”一目惚れ”したセルゲイ・ボドロフ監督と映画のスタッフ達……(Click here!)
Q. セルゲイ・ボドロフ監督は浅野さんに会って、「この人がチンギス・ハーンだ」とひと目惚れしたそうですが、日本人でない役が来たことをどう思いました?

浅野 「僕もチンギス・ハーンのことをよく知らなかったですから。それより僕も、監督の“存在感”に惚れたというか、この人と一緒に映画を撮ったらきっと面白いことがあるだろうなっていう。ロシアの監督が日本人とモンゴルの映画を撮るっていうのがすごく興味深かったんで、やりたいと思いました」

 実はこの日の朝、別の場所でバラエティ・ジャパンのインタビューに応えてくれたセルゲイ・ボドロフ監督が、まったく同じコメントをしていた。「浅野のPRESENCE(存在感)に惚れたのだ」と。
 なんという出会いだろうか。

必死で覚えたモンゴル語
そしてとにかく羊……

チンギス・ハーンを演じた浅野忠信……(Click here!)
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 撮影は全てモンゴル語で行われた。また乗馬の訓練など、この映画の苦労話は山ほどあるようだ。

浅野 「それこそ乗馬は最初、素人でしたから、練習してておしりの皮がむけるんですよね。けっこうむけてたよね?」

CHARAが「うん」と眉をしかめた。ふたりとも大きく笑った。

浅野 「モンゴル語はもう、ホントに大変でした。CD聴いて、ひたすら覚えて。聴いてたよね?」
CHARA 「うん」

 俳優として長いキャリアを持つ浅野だが、今回の撮影は妻のCHARAから見ても大変そうだったという。

CHARA 「異文化の中での長い期間の撮影が多かったので、体とか、食べ物とかは気になりましたけど、でもいろいろなものを吸収して帰ってきて……羊とかね」
浅野 (うなずいて)「羊」
CHARA 「とにかく羊だね」
浅野 「とにかく羊……食べてたね(笑)」

異文化を吸収、
食事中のアカペラで歌ったのは?

センスのいい二人のコーディネートも必見……(Click here!)
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CHARA (浅野を指して)「普段お酒飲まないのに、(馬乳酒とか)飲まされてたみたいで、あと、アカペラで歌うことを覚えたと(笑)」
浅野 「向こうの人は食事の時に歌うんです、みんな。歌わなくてはいけないんです。なかなか日本の人が食事の席でアカペラで歌うってないじゃないですか(笑)。だからびっくりして。でも絶対歌わなきゃいけないんです。だから学校で習ったような、“翼をください”とか、“上をむいて歩こう”とか、もしかしたら外国の人も知ってるかもしれないって曲を歌ってましたけど」

Q.  その時、CHARAさんの曲は歌わなかった?

浅野 「(笑)でも、どんどんどんどん、どうでもよくなってくるんですよ。毎日のように行われるんで。そうすると、もう、好きな歌、歌っちゃおうかなって感じになってきて。さすがにカミさんの歌は歌わなかったですけど、最後はもうブルーハーツとか歌ってましたね(笑)」
CHARA 「モンゴルでね(笑)」
浅野 「モンゴルでね(笑)」

 受賞した際にスピーチするかどうかなど、細かいことはいっさい決まっていないという。だが、この素敵なインタビューをプレゼントしてくれた浅野&CHARA夫婦、是非、アカデミー賞というかけがえのない一夜を存分に楽しんで欲しいものだ。

text and photographs by Kiyoshi Suzuki (Variety Japan LA)
"Mongol" still photograph (c)2007 CTB FILM COMPANY/ANDREYEVSKY FLAG FILM COMPANY/X FILME CREATIVE POOL/KINOFABRIKA/EURASIA FILM.ALL RIGHTS RESERVED.

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